四月三日、神戸相楽園の手作り市に出店しました。が、チョット寒くて人出はイマイチでした。
神戸をスケッチしたハガキを売っているのですが、
お客さんの質問が一番多いのは、道具と、サイズです。
特に道具なので、今回は描き方と、道具をお見せします。
私は現場でスケッチする事はほとんど無くて、写真を撮ります。
バカチョンのデジカメと35ミリのフィルムカメラ、レンズは24ミリ。
何年も春、夏、秋と通う事があります。時間によっても、天気によっても
違うからです。見る角度も気に入らない時は変えて描きます。
それでは参考に描いている手順に添って説明してみます。
今回は交野市にある造り酒屋「大門酒造」の中庭を描いてみます。
絵のサイズは市販のハガキサイズで、
ミューズ社製のアラベール紙。
写真を見ながらシャープペンで下書きをしてロットリング「事務機屋さんか、チョット大きな画材店に有ります」で墨入れをします。左写真の茶色のやつです。
下書きを消して、書道で使う「青墨」で写真の濃淡を掴み書き込んで行きます。一本3000円ぐらいですが、長持ちします。
大事な事は
- 明るい所は紙の地色を使う。つまり何も色付けしない。
- 墨の色が濃い所には色が載らない。ある程度カスレやわざと描かない所をつける。
解らない所はイキオイでごまかす。だれも飛び石の数を数えないし、別に気にしません。
透明水彩は自分の好きな色を決めておくと時間をかけずにすみます。
特に空を描くのが難しいので混ぜずに一色で描く方が楽です。
ちなみに私の空の色は
コバルト ターコイズ
ライトです。
最後のシメに写真の中の黒い三角のやつ
「アルスカラーテックス 黒」で特に濃い所「入角」とか
根締めの部分に使います。ロットリングの線が細いので
結構効きます。一個150円ぐらいです。
大門酒造は
かたの市森南3-12-1
TEL 072-891-0353
絵はむくね亭と呼ばれて、酒に合う食材レストランになっています。
細かい事は自身で連絡して聞いてみて下さい
な。
この辺りは古くて大きな門構えの家が沢山有り、絵になる所が有りますので散歩の際に覗いてみては!?。
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