京都 知恩院
三門右手にある通称 "女坂"
建物の絵を主に描いているので、お寺とか風景画は描きたくないのですが
樹木の描き方を御見せしたかったので、描いてみました。
筆の使い方は前回のブログで見下さいね!

先ずは下書き、この様な風景画にも、一応、透視がありますので、軽く意識してみて下さい。 坂の上からの絵なので、平行線(目線)を見つけにくいでしょうが、屋根のライン、階段のライン等で見つけて下さい。 ロットリングで下書きを修正、整理しながら書き込みます。


絵に動きが出ます。 階段部分は手前を濃くすると遠近感が強調されますので、すこしづつ書き込んでみて下さい。
色付けのポイントは ”遠くになる程、青味が増す” 事を覚えておくと自然と遠近感が出てきますヨ〜! それと、手前に在るモノにハッキリ色をつける事によっても遠近感が出てきます。 この絵は墨の濃さでカバーしています。
寺は木組みを描くのがめんどくさいので、このくらいでも寺だと判るので、建物と樹木のバランスを試してみて下さい。
又、こんな感じの絵をテキストにして見たいと思いますので よろしく〜!