奈良少年刑務所
since 1908 明治41年
今回は円筒形の建物です。
円形は中々パースがとりにくいので参考になれば幸いです。
円形のパースの取り方は角のある建物よりひと手間使いますので、慣れるまで少し時間がかかりますが頑張ってください。
左の絵は基本的な概念です。目線では奥行きが認識出来ないので ”線のみになります” 目線から離れる程 ”面がおおきく”なります。
あくまで ”絵によって” ですから軽く意識する程度で良いと思います。
下書きを鉛筆で描きます。私はシャープペンの0.5ミリHB
です。
この絵も三点透視、それもかなり点の距離がある絵になります
前回、前々回の説明を参考にしてください。道具もね・・・。
下書きにロットリングで墨入れをします。
建物だけだと単調になるので、奥行きを兼ねる樹木、(花でも良いのですが)を入れておきます。
レンガ造りの建物ですが、レンガ目は後で鉛筆で入れます。
鉛筆線を消して墨入れをします。
左側から光りが当たっている事を意識して描きます。写真では判りにくい円筒形のイメージもある程度描いておきます。先に
このイメージが描けていると、後の色付けが楽です。
が、ちょっと・・ムズイかも・・・。
むむむ・・チョット嫌な予感が・・・。
墨に強弱を付けて、手前の木も入れてみました。
次の段階でレンガの目地を入れ、割り箸を削ったペンで説明的にレンガを描いてみました。
色だけでもレンガと判るのですが
面が退屈するかとも思い描いています。この辺は感の世界なので自分の描き方で良いと思います。
色を載せるのが難しい様なので、手前の木は墨だけにしました。
パソコンで取り込んで、何時もの様に周りをぼかしました。
次回は何がいいかな〜!リクエストがあれば描いてみますよ〜
ジャンジャン
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