京都スケッチ
今月の新作スケッチです。
先ずはこれ、
京都大学 西部講堂
60歳ぐらいの人にはかなり影響のあった時代の建物です。
この場所は浅川マキや矢沢永吉などの出発点で、かなり今の音楽に影響を与えた記憶すべき所だと思います。屋根に当時と同じ三ツ星が残っていますが、意味が分かる人は少ないかも知れません。小さかった木もこんなに大きくなりました。
二つ目は
北白川にある
銀月荘アパート
何時もタイミングが悪くて庭にある枝垂れ桜が咲いて無くて三年越しの絵です。この建物は1920年頃の建物らしい・・程度の話しかわかりません。映画の撮影に使われたとか、サクラに恋をした人の話とか、色々面白話には事欠きません。近くにヴォーリズの建物もありますので、4月の10日ぐらいに行くと疎水に在るサクラも見頃だと思いますので、お弁当持参で是非どうぞ。
次は
銀閣寺近くに在る
coffee & pub GOSPEL
JR京都駅から100系のバスに乗ると終点銀閣寺に着く前に見えるお店です。
ヴォーリズの設計との話もある様です。外観から見るとかなり新しい様に見えますが、階段廻りの感じは時間を感じる事が出来ます。南禅寺から歩いて来て疲れたら、一度立寄ってみて下さい。近くに橋本関雪の記念館もありますし、ガケ書房さんもそんなに遠く無い距離ですヨ〜。
最後は
京都大学土木工学教室本館
1917 大正6年築
山本治兵衛+永瀬狂三 設計
隣に武田五一の設計した工学部 建築学教室が在るのですが、こちらの方が5年程古い様なので先に描きました。使いづらいと建て替えられない事を祈ります。
暑いので、見に行くのはもう少し涼しい頃にどうぞ。
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